ケガをしたら、まず「ご飯」!?

今回はケガをした際にする、処置に関して話していきましょう。

 

ご存知の方もおられるとは思いますが、

一般的にケガをした時にはRICE(ライス)処置が、応急処置としていわれていて、それぞれ4つの処置の頭文字を取ってRICEです。

 ライスと言っても、ご飯の事ではないんですね。

 

Rest(レスト)休憩とかって意味で、この場合、「安静」ということです。

例えば運動中に、捻挫した場合プレーを中断するということです。

安静の意味としては、再度同じところを捻挫するなどして二次的損傷でさらに悪化することを防ぐためです。ケガ人が要れば横にさせる、イスに座らせるなどさせてあげて下さい。

 

Icing(アイシング)これはそのまま「冷却」ということです。

アイスバッグやビニール袋などに氷を入れて、患部を冷やします。

アイシングの意味は、ケガをした場所というのは体をただちに修復作業に入るためその過程として発熱します。発熱は患部の表面から熱を体外へ逃がすことで、内部の温度(深部温)下げようとするためです。

アイシングすることで、より熱を体外へ逃がすことができるので治癒を早めます。

 

Compression(コンプレッション)圧縮する。ここでは「圧迫」ですね。

包帯や弾性包帯など患部を軽圧迫します。

切り傷なんかもだいたい布を当てて1分くらい圧迫止血できます。

軽圧迫の意味は、切り傷は体外の出血ですが、皮膚の傷はない体内での出血を内出血といいますが、内出血の場合患部の正常な組織まで出血によって圧迫されることで治癒が遅れたり、もしくは血があまりに多いと血が骨化したりもするので怖いです。

そのために軽く圧迫することで、内出血の行き場所をコントロールしてあげるということです。

 

Elevatino(エレベーション)持ち上げる。「挙上」ですね。

患部を心臓より高く挙げる。

 意味合いとしてはご存知の通り、血液は心臓から送り出されてきます。重力がある限り物理的に高い所から低い所に物は移動しますので、それを逆にすることで出血を防ぐということです。

 

場合によっては、ケガ人を動かさずそのままにする方が良かったりすることもありますが、だいたいのケガはこの様に応急処置をして、医療機関へ受診してください。

あっ まこと整骨院に受診してください(^^)



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